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注文住宅を建てるときは、水道引き込み工事が必要です。家を建ててもライフラインを整備していないと生活はできません。特に給水は生活に欠かせない重要なもの。家で水道を使うには水道引き込み工事が求められます。ここでは水道引き込み工事の内容やどの程度費用が発生するのかを解説していきます。
水道引き込み工事とは、家へ水道管を引き込んで給水を可能にするための工事です。水道引き込み工事をしないと水道が使えないため風呂も洗濯も料理もできません。
排水や雨水が関係する配管工事の屋外給排水工事と、家の中で水を使用し、排水するための配管工事の屋内給排水工事の2種類に分けられます。
工期は2日から1週間程度が目安です。本管と接続するだけの工事なら1日で終わることもあります。ただ、前面道路を復旧する場合、アスファルトだと舗装して乾かすための時間が必要です。天気がよければ早く乾くため短期間で終わりますが悪ければ時間がかかります。
水道引き込み工事の目安は、作業料金と部材費用を含めると約30万円~50万円です。ただし水道本管から敷地内までの距離にも左右され、業者によっても費用は変わります。一般的には、水道管を1m引き込むには約15,000円~20,000円が目安とされています。
水道管の口径の大きさが変われば費用も変わります。前面道路の状況次第では費用相場よりも高くなることも多いのです。逆に費用に関して大きく変わる理由を知っておけば、業者の見積もりをチェックするときの参考材料になります。詳細な内訳をしっかりチェックしてみてください。
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すでに水道が引き込まれてある状況についても整理していきましょう。例としては中古住宅や更地にしている場合です。すでに引き込まれているなら水道引き込み工事は基本的に不要ですが注意点もあります。水道引き込み工事が何十年も前にされており、古い鉄管担っている場合は気を付けましょう。水道管ごとの交換が求められるかもしれません。
経年劣化している水道管だと、出てくる水が濁っていたり味がおかしかったり赤水が出たりなどさまざまなトラブルが発生しやすくなっています。健康問題に発展するため敷地内の水道管全体の交換が求められるのです。また、古いと口径は13mmで、近年の主流は20mmです。古い口径のままだとシャワーや蛇口の水圧が弱いと感じることも多いため交換したほうがいいでしょう。
水道引き込み工事の流れをご紹介します。申請書類の提出や配管接続、前面道路の復旧という流れで工事は進みます。
水道局や市役所や国交省へ書類手続きが必要な場合もあります。例えば、前面道路の掘削と水道引き込み工事は水道局です。道路の掘削は市役所や国交省へ申請して許可をもらわなければなりません。ただ、通常は施工業者が手続きをします。施主は書類への署名捺印程度です。
前面道路を掘削し、本管と敷地の配管を接続します。交通量が多い道路だと警備員、近隣住人への挨拶も必要です。前面道路の本管と敷地内に引き込み配管を取り付けて水道管の工事は完了します。水道本管から敷地内までの距離があると施工費用も高くなり時間もかかります。
前面道路を復旧します。道路がアスファルトなら元通りアスファルト舗装にしなければなりません。土の道路では埋戻しと転圧をします。交通量が多い県道や幹線道路だと、高い耐久性が求められるため、アスファルト舗装も厚くなり費用も高くなりがちです。
水道引き込み工事では施主として注意したいことがあります。施工業者に説明しておいたほうがいい内容もあるため押さえておきましょう。
前面道路が私道だと、水道引き込み工事でも勝手に掘削はできません。私道の持ち主の、掘削承諾書へのサインが必要です。水道本管から道路まで水道引き込み工事を近隣住民が実費でしている場合もあります。私道を複数人が持ち分を持っていると、所有者全員の同意が必要です。
敷地に引き込む水道管の口径は、13mm、20mm、25mmの3種類で、口径の大きさで水圧が変動します。蛇口が6ヶ所以上なら一般的には20mmが適切です。注文住宅を施工する業者が把握して設計で折り込んでいることも多いですが、理解して確認しておいたほうがいいでしょう。ただ、地域により、水道管の口径を変更して工事をすると水道加入金の給付を求められる場合があります。
水道は重要なインフラで、ないと生活が一気に不便になります。以前に家が立っていて、すでに水道の引き込みが完了していても油断はできません。中には引き込み工事をしてから何十年も経過し、劣化している場合もあるからです。その点も注文住宅を建てる前にしっかり確認しておきましょう。
また、水道管引き込み工事の費用は安いとはいえません。。本管から敷地内までの距離が長いとその分費用も高くなります。前面道路が私道なら持ち主の許可も必要です。多くの場合は施工業者がサポートしてくれるかもしれませんが、施主として水道引き込み工事の基本は押さえておきましょう。
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木の美しさを生かした
デザイン住宅
土田工務店
引用元:土田工務店(https://tsuchida-navi.jp/)
坪単価 |
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62.9万円 ~74.3万円/坪(※1) |
-土田工務店の特徴-
1級建築士 |
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1級建築士が常駐 |
自然素材 |
ヒノキなどの無垢材を 外装材や内装材に使用 |
雑貨が似合う
かわいい家づくり
ビスコッティハウス
引用元:ビスコッティハウス(https://www.dyp.co.jp/)
坪単価 |
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65.7万円 ~71.4万円/坪(※2) |
-ビスコッティハウスの特徴-
1級建築士 |
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- 1級建築士の在籍なし |
自然素材 |
無垢材や珪藻土といった 自然素材をベースに使用 |
県産材を活用した
木の住まい
横山建設
引用元:横山建設(https://www.yoko-ken.net/)
坪単価 |
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65.7万円 ~100万円/坪(※3) |
-横山建設の特徴-
1級建築士 |
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- 1級建築士の在籍なし |
自然素材 |
県産材を中心に 杉や檜などの自然素材を使用 |