公開日：2019年9月24日｜更新日： 2024年12月13日

渋川市の住みやすさ

群馬県の中央に位置し、緑が多く自然と都市が調和した街である渋川市。そんな渋川市の住みやすさについて紹介します。治安状況や交通事情、教育環境、買い物環境、住宅支援になどについてまとめました。

この記事を要約すると、、、

自然と都市が調和した環境、温泉や観光地が身近にある渋川市の魅力
交通利便性が高く、子育て支援や教育環境が整った住みやすさ
住宅購入やリフォームに使える補助金・助成金制度の充実

この記事を読むことで、渋川市の住環境や支援制度について具体的に理解し、移住や住宅購入を検討する際の参考情報が得られます。

渋川市ってこんな街

歴史的観光スポットが豊富な街

渋川市は日本のへそと呼ばれ、古くから工業や農業、観光などを主要産業として栄えてきました。渋川市には坂上田村麻呂による「へそ石の伝説」があり、その石を大切に信仰し今でも日本のまんなかの印として守られているそうです。

また、金井東裏遺跡などの歴史的に貴重な文化財も有しています。芸術の散歩道「アルテナード」は散歩しながら芸術と触れ合える道として知られ、博物館や美術館などが多くあります。

温泉を気軽に楽しめる

渋川市には温泉施設が多くあり、気軽に温泉を楽しむことが可能です。場所によって泉質や効能が異なるため、さまざまな楽しみ方ができるでしょう。その中でも特に知名度が高いのが「伊香保温泉」です。

伊香保温泉は万葉集に登場するほど歴史ある名湯で、お土産店やお菓子屋さんなど観光客だけでなく市民が暮らしの合間に訪れることができるスポットが満載です。日帰り温泉も多いため、散歩帰りにふらっと立ち寄ることもできるでしょう。

自然災害が少ない

関東平野の最北西部に位置する渋川市。赤城山や榛名山などの山と広大な平野が調和した環境にあります。山間部では温泉街や自然園などがあり、平野部では住宅街が広がっていて住みやすい環境が整っています。

また、渋川市は自然災害が少ない地域としても知られています。震度4以上の地震の頻度が関東甲信越地域の中でも低く、台風などの風水害被害も少ないです。

渋川市の治安状況

渋川市の治安は良いと言われています。もともとの犯罪件数も多くはありませんでしたが、2008年「渋川市安全で安心なまちづくりを推進するための計画」がつくられ、犯罪に対する意識が高まったことにより犯罪件数を減らすことに成功しました。

犯罪を未然に防ぐために啓発活動だけではなく、自主防犯パトロールの普及や防犯活動に必要な用具の提供といった地域活動の支援や公共施設などの防犯対策なども行っています。

渋川市の交通事情

市内には8駅あり電車移動が便利

渋川市の電車は、JR上越線とJR吾妻線の2路線が利用可能です。R上越線・JR吾妻線のターミナル駅となる渋川駅や、JR吾妻線の小野上温泉駅・小野上駅・祖母島駅・金島駅、JR上越線の津久田駅・敷島駅・八木原駅と、市内には8つの駅が存在します。

渋川駅は伊香保温泉の最寄り駅でもあり、榛名山観光の拠点にもなっています。JR上越線や新幹線を利用すれば、東京駅まで約1時間30分でアクセスが可能。高速バスの上州湯めぐり号や東京湯めぐり号などでも東京へアクセスすることができます。

車やバスの利便性が良い

渋川駅周辺には、伊香保温泉行きなどのバスや前橋駅・高崎駅行きの路線バス、渋川市が運行する渋川タウンバスなどが乗り入れ。市内には南北に関越自動車道が通り、渋川伊香保インターチェンジと赤城インターチェンジがあります。

幹線道路には前橋市から渋川市の北に抜ける国道17号や国道291号線などがあり、多くの車両が走っています。道路や駐車場などが広い施設が多いため、車でのお出かけも快適です。

渋川市の教育環境

子育て支援が充実

渋川市には保育園13園、幼稚園8園、小学校14校、中学校9校があり、保育園・幼稚園の保育料無料や小・中学校の給食費無料、中学生までの医療費無料など、子育て支援が充実しています。

市内には親子で出かけられる施設「渋川市子育て支援総合センター」があり、子どもを遊ばせながら保護者が交流できる場として人気です。また、子育て情報をチェックできるサイト「しぶかわ子育て応援なび」では、市で行われているサービスを探すことができます。

こども誰でも通園事業

就労要件などに関係なく、月一定期間までの利用可能枠の中で時間単位で利用できる「こども誰でも通園事業」を行っています。該当するのは、渋川市に住民登録されている0歳6か月から満3歳未満の子どもで、幼稚園や保育所、認定こども園などに在籍していない場合に限られます。

渋川幼稚園へ利用相談に行き、市から利用承諾通知書が送付されれば利用可能です。一時的に子育てを離れ、心身ともにリフレッシュできるでしょう。

渋川市の買い物環境

ショッピング施設が多く買い物に困らない

渋川市にはショッピング施設が多くあり、日常の買い物に困りません。ベルク渋川は地域に密着した大型スーパーで、生鮮食品から日用品まで幅広く取り扱っています。駐車場が広く175台分あるのも魅力的。

そのほかにも、安さが魅力の「業務スーパー渋川店」や、2階にダイソーがある「とりせん渋川店」などがあります。

農作物の直売所で新鮮な野菜が購入可能

農作物の直売所も多いです。「小野上特産物直売所」は野菜や米など小野上地区の農産物・加工品を販売していて、リーズナブルな値段で新鮮な野菜を購入することができます。「赤城農産物直売所」は関越自動車道赤城インターすぐの場所にあり、観光客にも人気です。

「赤城まいたけセンター直売所」では、通常の2倍の栽培時間と手間を追及した100日まいたけを販売。休憩スペースがあり、ゆっくり利用できる設備が整っています。

渋川市の住宅に関する補助金・助成金制度

渋川市移住者住宅支援事業助成金

市の人口減少を抑制して定住人口の増加を図るため、渋川市では住宅を新築・購入して市外から転入する人に助成金を交付しています。対象住宅は、玄関・キッチン・トイレ・浴室を有する床面積が50平方メートル以上の住宅で、助成金は10万円（加算を含めると最大120万円）です。

助成金は、対象者につき1回限り。該当住宅取得において、渋川市のほかの助成金の交付を受けることはできません。なお、助成金は予算に達した時点で終了です。

参照元：渋川市公式HP（https://www.city.shibukawa.lg.jp/shisei/ijyuuteijyuu/ijyuu/p003794.html）

空家活用支援事業補助金

渋川市の空き家活用を促進するため、空家を住宅としてリフォームする場合の費用の一部を補助します。対象者は空家の所有者で、空家を取得して居住する目的でリフォームを行う人。対象空家は個人が所有するもので1年以上空家のものです。

市内の事業者にリフォームを発注することが条件で、工事着手前に補助金を申請する必要があります。補助額は20万円以上のリフォーム費用に対し10分の1で、限度額は30万円です。

参照元：渋川市公式HP（https://www.city.shibukawa.lg.jp/kurashi/hikkoshi-sumai/sumai/akiya/p003838.html）

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